山 名:鼻曲山 1655m
登山日:2010年11月13日
登山口:二度上峠
昔の会社仲間が二度上峠から鼻曲山へ20名程の団体で登るという、鼻曲山は霧積温泉から2001年12月に登っているが、二度上峠からは登っていない、山の仲間と今月第3土曜日に霧積温泉から鼻曲山登山の計画をしていたが、第3土曜日は仕事があり参加できないこともあって、会社の仲間が登るというので、驚かしてやろうとやってきた。
2010年11月13日、大宮をでて川越ICから高速道へ、千円高速のため2Kmも行かないうちに渋滞、高坂SAの先まで渋滞でノロノロ状態、その先は順調に走り高崎ICを降り、高崎市街で少し混雑したが、市街を抜けると順調に走り、権田から左折して、はまゆう荘前、浅間隠山の登山口を過ぎて二度上峠へ、峠の左上に上がる道があり、上に「北軽井沢マップ」の建物に似せた大きな看板が立っている、その横に6台程車が駐車できる、すでに4台駐車してあり、一番奥に停めることが出来た。会社仲間の一行は東京からであり、渋滞にはまって大幅に到着時間が遅れることだろう。
峠からは浅間山が目の前に見え、道路の向かいには急な階段があり、上に赤い鳥居があった。
二度上峠1390mの看板があり、山頂は2万5千分の1地形図で1655m標高差265m、途中アップダウンがあるようだ。
登山口を9時3分出発、笹の道を10分強で右に巻く道へ、その先に朽ち果てた木の階段らしきものがある、岩を掴んで降りるとそこが獅子岩と標識があった、ここから笹が道にかぶさってくる、小さなピークを2つアップダウンを繰り返して過ぎて行くと、樹林に囲まれた氷妻山に出る9時39分、樹林が少し切れて鼻曲山が見える。
登山開始からまだ36分休むには早いので、そのまま通過する、15分程下っていくと、傾斜が緩くなる、傾斜のない所を10分ほどで上りになる、休みを取っていないので少し息切れがする、深呼吸しながら登ること30分程で背丈ほどの笹を漕いでいくと尾根にでる、国境平(4km)二度上峠(3.4km)の標柱が立っている、左に行くと小天狗へ、西側の浅間山側が開けている、長日向へのの急斜面にロープが張ってある。
以前来たときに、この急坂を犬が降りるのを躊躇して、飼い主が引っ張って降ろすと尻滑り状態で降りいき、笑いながら見ていたのを思い出した。
休憩は後にして、大天狗へ向かう直ぐに霧積温泉への道を右に見て直ぐに「鼻曲山」の標柱がある山頂に到着10時44分。山頂から角落山や妙義などの山を見、小天狗へ戻る。
小天狗へ戻ると南に富士山が見えた、小天狗には「鼻曲山(小天狗)一六五九米」の標柱が昔あったが、今は朽ち果てて文字もかろうじて小天狗(小天狗と知っていないと読めない状態)と読めるかが立っている。
何故、この山が小天狗・大天狗と云うのだろう、鼻曲を天狗の鼻に見立てたのだろうか、赤い顔をした鼻の長い天狗の鼻ではない、むしろ烏天狗の鼻に近い、高崎市街を烏川が流れている、烏川の源流が鼻曲山にある、私の仲間に天狗を研究している者がいる、その影響か天狗というと興味が沸いてくるようだ。
会社の仲間は遅くなるだろうとして、小天狗をあとにする11時15分、国境平への標柱から右へ、下りの道を笹を分けながら行く、下りきった所は二度上峠と同じくらいの標高である。
笹原を行き登りになる、氷妻山の手前で大勢の話し声がする、登って行くと、先方から団体さんが降りてくる、先頭を歩いているのは昔の会社の仲間であるS氏である、ストックを上げてお~いと声を掛けるがわかってもらえない、無理もない帽子をかぶっているので分からないだろう、山道ではいつの頃かわからないが登り優先となっている、S氏が道をそれて譲ってくれる、そこで初めて気がついてくれた、久しぶりであったが、以前と変わらない彼だった、一緒にいた人達も明るく、S氏と私の再会を喜んでくれた、いい人達だった。
氷妻山で休憩し、獅子岩を通って二度上峠に着いたのが12時29分。
帰りは、角落山への林道入口を確認して、高速道路の渋滞もなく帰ってきた。