山 名:桧沢岳(1133.3m)
山行日:2011年6月5日
登山口:根草
下仁田から南牧村方面へ、磐戸(いわど)を左折、塩の沢トンネルの道を右に見て直進する根草方面へ大森橋を左折、その先の橋を左折、(橋の右にある道は帰りに歩いて来る道)細い舗装路を上がっていくと行き止まりになる。
少し広くなっている、駐車場のようだ、ここへ駐車する。4台は駐車できる、目の前に家がある、駐車をして良いか聞くために行くと、空き家のようで人気がなかった、1台も止めていなかった、ここへ駐車させてもらう。
登山仕度して7:06出発。駐車場と民家の間の細い舗装路を上がる。右に民家がある、ここも空き家のようである。ここから左に折れて上がっていくと、SAITO'Sと表札のある空き家にでる。庭を横切っていく、家を過ぎると樹林の中に、発泡スチロールに「登山道」と書かれたものが木にくくりつけられていた。
発泡スチロールから水平に樹林の中の向こうに明るい樹林のない所が見える。明るいところから上を見ると、坂の上に箱が見える。入山届でも入れるのかと開けると、共同テレビアンテナの分岐が入っていた。大森橋のたもとに桧沢岳登山口の標識と一緒に箱があった。
ここを右上に道が続き、急登になる。急登から山頂までの直線距離は約576m標高約380m、これから計算すると斜度33度ほど、富士山の山頂直下は約35度といわれているので、富士山を登られた方はどれほどの斜度か推測できると思います。
急登から痩せ尾根、痩せ尾根は樹林の中でわかりにくいが、覗きこむようにすると怖い、頭上が明るくなると、見晴台に到着(7:58)、尾根の一角が岩場で石碑が立っている、見晴らしがいい、
見晴台から12分程で、ロープがある岩場に出る。この上が西のコル、コルの向こう側はポッカリと穴が空いたような岩壁になっている。コルを右に行くと桧沢岳、まず左の西峰に行く、ロープを使って西峰に着く。8:15
眺望はそんない無い。
西峰から10分程で桧沢岳山頂にでる。8:25
コルからロープで桧沢岳方面に上がる。傾斜は緩くなるが、道がいろいろある、上がった所に左右に道がある。左の道を行くと岩峰の上にでた、この岩峰を右方向に行けばいけそうであったが元の道へ戻る。少し先、左に3m程の岩があり、先ほどの道をくると、この岩を降りることになる。ロープもなにもなく岩場になれない人には無理のようである。
桧沢岳山頂には三角点とお社と南牧村で立てた桧沢岳の標識があった。
山頂から南東への急斜面を下る。山頂下にあたる所に、東屋があって、その奥は洞窟になっている、その中にお社があった。東屋から岩壁下を上りきみに行くと目の前に尾根が見える。尾根をみてから左に下っていく、道が分からなくなる。下の方をみると右下方向に道が見えるが、そこへ行く道がない。岩場に落ち葉・土などが積もったような所で、ズルズル滑る所を木につかまりながら下の道に降りる。下りてから振り返ると上からみて左側にロープがあった、上からは見えなかった。
急斜面を下っていくと「二〇七」と書いた標柱がある。ここが東のコル、ここからは右に直角に折れるように道が付いている。杉の樹林をジグザグに下っていく、石を落とすと下に歩いている人に当たってしまうほど急である。
右側から沢の水音が聞こえ、傾斜が緩んでくるあたりで右の小さな流れを渡る。すると太いゴムホースが出てくる。左下の水の近く赤テープがある。そこへ行く道がない。ゴムホースは川の右岸に沿っている。下のテープに行く道を探して下流をみると、堰堤がある赤テープへの道は無かったが石に乗って赤テープの所へ。しかし、この先に道らしい所がないのと渡渉するにも渡渉ばしょが不明。
付近の様子をみると川向こう奥にテープを発見、ここの渡渉場所をさがす。石は苔があって滑りやすい、なんとか渡渉場所を見つけて対岸に渡る。道らしい所がないので上に明るい所が見えたのでそちらへ行くと10m位で林道に上がる道を見つけ、林道に出た。9:23
林道を下っていくと橋にでる。
林道を下って橋にでる、写真の左側にある道から出てきた。
車を取りに行く途中から撮影した。9:30
休憩込みで2時間24分の山行であった。
この桧沢岳は地図に載っていない山で、誰にも合わない静かな山であった。