泊りがけで山行をしようとしていたが今一乗り気にならない。
身体が鈍ってしまうので近場の山へと行ってきた。
西吾野駅を始点にし草の生い茂る道の松阪峠(琴平神社への近道)を通って琴平神社から道表記のない東尾根を行く。東尾根は小さな尾根の分岐が沢山あり下りで使うときは気を付けないといけない。東尾根はほぼ真直ぐに伊豆ケ岳山頂へ伸びる稜線である。
道は歩かれているようで登山道と言っていい位ハッキリしていた。542m手前のピークへ、670m手前のピークへの登りがかなり急だった。
山頂直下では急登になる前に赤テープの場所、ここから古御岳への縦走路へでるトラバースする個所のようだが踏み跡が薄い、赤テープから少し上へ行くと左へ行く踏み跡があるこれを追うと上にトラロープが現れた。トラロープを引っ張ってみたら以外と手ごたえがあり身体を預けても大丈夫なよう。しかし、ここは木の根と岩をつかみロープはもしもの時の準備としただけでロープはなくても大丈夫。また上に細いロープが出てきた、ここは手掛かりが薄く土の中の木の根をつかんで無理やり登る、ここはロープを頼ったほうがいいかもしれない。
その上はまた手掛かりのない土付きの斜面だがストックを支点にして登ると上に山頂の大きな山名板の後ろに出る。踏み跡は少し右上にあり、小さな大黒様がある所の山頂へ出てきた。
山頂には誰もいなかった。
休憩している時に山頂で出会った人は3人山頂より男坂方面に2人と5人しか合わなかった。
駅から山頂まで3時間22分(休憩込み)
帰りは破線ルートへ男坂への分岐にロープが張られているこれを跨いで通る。
植林の中のハッキリしない道をジグザグに下って行く、倒木で道が塞がれているところもある、ロープから15分程で枯れ沢に着く。更に薄い踏み跡を辿って行くが倒木や道が崩れて歩きにくい水がチョロチョロと流れてくると沢の中を歩く事になるが目印は何もない適当に歩く、水量が多くなってくると右岸左岸に付けられた道を探しながら歩く沢の中は倒木が多く苔が生えている木が多い滝の上に出る所があるが右岸に高巻きのような踏み跡があるが、ここは左岸の岩に行くと道がある。
堰堤が見えてくるが右岸左岸ぢちらにも行ける、ここは右岸から堰堤を越える堰堤の下にお墓があり前に道がある、歩きやすい道を行くと舗装道路に出る、ここからは西吾野駅まで車道を歩く、車道歩きは約1時間弱、国道299号のカーブでは大型トラックが猛スピードで向かってくるのでガードレールを突き破って来るのではないかと小心者の私は怖かった。終点の西吾野駅に無事到着した。
破線ルートは地図から消した方が良いと思うがどうであろうか。
頂から駅まで2時間14分(ほとんど休みなし)
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